2008/06/01

Gunsan Korea

sora no ao
韓国のソラ


 
バスターミナルから長距離バスが出発し、信号で止まった。
  
何気なく窓の外を見ていると、大袈裟な身振りでバスの中の何かに手を振る
夫婦の姿。
 
夫らしき方が手を振りながら何か大声で叫んでいる。
季節はずれの厚手の背広を着て、顔も首も手の甲も赤黒く日焼けしている。
 
…でも声は聞こえない。
 
視線があった僕に、一つ後ろの席の方向を指差して、また叫ぶ。
  
振り返ってみると、イヤホンをつけた若い男が携帯電話のボタンを押していた。
 
膝をつついた僕に注意を向けた彼は、いぶかしげな顔をしてこっちを見ている。
 
窓の外を指差してやる。
   
   
夫婦は満面の笑みを浮かべ、息子は恥ずかしがりながら手を振っていた。
 
「ありがとう」って言われた…
  
   
良くありそうで、なかなかリアルには遭遇しない風景でした。
今だ古き良き時代が残る韓国なのかな?
  
(だってふつう携帯で呼ぶでしょ (笑) 何か凄く大切なものを忘れたのかと思ったゾ。
ある意味隠喩かもしれないが…?)
  
失敗した… 必死に叫ぶあのお父さんの顔の写真を撮りたかったー…(笑)
  
Posted by Picasa

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

感動・・・感動・・・感動・・・

Dasmy さんのコメント...

暑いのにお父さんはツイードのジャケットを着てました。(笑)
息子の門出だったんでしょうね。
 
「北の国から」を思い出しました…(笑)